メルマガバックナンバー第252号

ダガーリングダイヤカスタム

ダガーリング好き必読!クロムハーツ正規品と他社カスタム品の相違点とは?

皆様、ダガーリングにダイヤカスタムをされたご経験はおありでしょうか?

ダガーは、クロムハーツというブランドを象徴する重要なモチーフの1つ。

クロムハーツの創始者であるリチャード・スタークの小指にも

常にダイヤ入りのダガーリングが輝いています。

↓参考までにリチャードの着用画像をご覧ください。

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【リチャード・スタークの私物リング】

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そんな特別なリングであるゆえ

「上質なダイヤを入れたい」

とお考えになる方が、今も昔も多いのです。

しかし、アフターダイヤを行っている全ての工房が

正規品と同レベルのセッティングをしている訳ではありません。

というのも、私石津は他社で加工されたお品について

度々お客様からご相談をいただくことがあるんです。

「なんか違う…。これ、お直しできますか?」

と言われてお預かりするアイテムは多岐にわたりますが

特に、ダガーリングは要注意なんです。

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◆元々ダイヤが入っている正規品のダガーリング

◆クロムカスタム工房“以外”の工房でダイヤカスタムをしたダガーリング

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この2つには、決定的に異なる点があります。

それは、手がけた職人の技量によって大なり小なり差があり

さほど目立たないものもあるかとは思います。

もちろん、クロムハーツの構造を知り尽くしたクロムカスタム工房では

常に正規品と同じ(or それ以上の)クオリティーで石留めをしています。

では、一体なにが原因で、そのような品質の違いが生じるのか?

今回は、このダガーリングの重要な加工ポイントについて解説させていただきます。

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◇◆段差にご注意◆◇

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率直に結論から言わせていただきますと

その相違点というのは…

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“ダイヤの高さ”

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なんです。

クロムハーツ正規品のダガーリングは

ダイヤと、その周りのシルバーが“面一(ツライチ)”になっています。

段差がなく、フラットな状態です。

ダイヤの1番上の面を“テーブル”といいますが

真横から見ると、テーブルとシルバー部分が、ほぼ同じ高さ。

一方、いくつかの他社カスタム品では

ダイヤの高さが“低い”のです。

わずかに、ダイヤが沈んでいる…というわけです。

私石津も、他社カスタムを全て把握しているわけではありませんが

加工代金を抑えめに設定してある工房には、特に注意が必要だと思います。

これは1mm以下の世界の話ですが、

その差が全体のバランス美を奪うことに繋がるんです。

例えば、テーブルの高さが0.7mmとか0.5mmでもマイナスとなれば

実際、妙なダガーリングとなってしまいます。

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◇◆もう1つのダガーリング◆◇

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では、なぜ他社カスタム品は、ダイヤが沈んでいるものが多いのでしょうか?

答えは簡単です。

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◆ダイヤ無しの正規品ダガーリング

◆ダイヤ入りの正規品ダガーリング

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この2つは、もともと造りが異なるんです。

ダイヤ無しダガーリングの中心部には、

ピラミッドの様な凹凸が並んでいます。

アフターダイヤをする際は、そのピラミッド部分を

わざわざ削ってダイヤを入れます。

しかし、ダイヤ入り正規品は、そもそも、そんな手順で加工されていません。

“ダイヤを入れる前提で作ったフォルム”のダガーリング原型が、別に存在するのです。

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◇◆地ならし + α◆◇

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爪を起こしてダイヤを留めるには、基本的にフラットな状態の地金が必要。

そのため、ピラミッドを削ってダイヤを入れる場合は

削った時点でシルバーが足りない状態に陥ってしまうんです。

足りない部分は、もっと深く彫って爪を起こすしかない。

深く彫った分、当然ダイヤは低く沈んでしまう…という

残念なカスタムが完成するのです。

ピラミッドを削るのが悪い、と言っているわけではありません。

ダイヤを入れる“座”を作るには、あのピラミッドは、ある程度削らねばならないもの。

ただ、クロムカスタム工房では

ピラミッドを切削して、地ならしするだけで終わらないのです。

一手間かけて“ある工夫”をし、

ダイヤの高さを保った面一の仕上がりを実現しています。

(※その具体的な方法については企業秘密の塊なので、詳細は控えさせていただきます)

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◇◆渾身の8ダイヤ◆◇

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正直なところ、私石津もカスタムを始めたばかりの頃は

(かれこれ20年近くも前のことです)

そこまで独自の技術開発ができていませんでした。

しかし、それではカスタム屋として100%納得できません。

どうにか、ダイヤの高さをキープして

美しいセッティングができるよう試行錯誤を続けました。

そうして、現在はハイクオリティーなパヴェを可能にし

多くの方に味わっていただけるようになったのです。

↓実際のカスタム例をご覧ください。

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ダガーリング8ダイヤカスタム(スクエア)

https://www.kuromu.com/ch-dagger-ring-with-diamonds-square

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企業秘密の工程は割愛してありますが

ダイヤが奥まっていないことはご確認いただけると思います。

※真横からのショットが無くすみません<m(__)m>

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◇◆スクエア VS シャープ◆◇

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ちなみに、高さとはまた別の話になりますが

ダガーリングの剣の先端の形は、2パターンあります。

↑先のカスタム例のダガーリングは現行品と同じスタイル。

ダイヤ枠の、剣の先端側がスクエア(四角)になっています。

一昔前まで、正規品のダイヤ入りダガーリングは

その部分がシャープに尖っていました。

↓剣の先端が尖っているタイプのカスタム例です。

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ダガーリング8ダイヤカスタム(シャープ)

https://www.kuromu.com/ch-dagger-ring-with-diamonds/

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もちろん、それぞれ先端のダイヤを留めている爪の数も異なります。

シャープな仕上げの方は、これも中々、加工できる工房は無いようです。

剣の先端の美しいカーブに沿って枠を彫り、

なおかつダイヤの高さもキープしてセッティングする。

確かに、経験の浅い職人には、ちょっと難度が高すぎる加工です。

このクラシックな正規品と同様の尖ったフォルムを好まれる方は

今もたくさんいらっしゃいます。

クロムカスタム工房では両方できるので、いつもカスタム前にお尋ねしています。

“スクエア(四角)or シャープ(尖らせる)?”

これは、完全に好みの問題ですので

皆様もカスタムされる際は、お好きな方をオーダーください。

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◇◆チャーム&ペンダントは無問題◆◇

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ダガーリングのダイヤの高さ問題について

ご理解を深めていただけましたでしょうか?

全ては、あのピラミッド状の凸凹に起因するものです。

ですから、同じダガーといえど、チャームやペンダントに関しては

テーブル面がどうのこうのと案ずる必要はありません。

そもそもダガーチャームやダガーペンダントには

あの凸凹が無いので、すんなり爪を作れるのです。

↓それぞれのカスタム例をご覧ください。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

ダガーチャーム 8ダイヤカスタム

https://www.kuromu.com/ch-daggercharm-dia/

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ダガーペンダント 8ダイヤカスタム

https://www.kuromu.com/ch-dagger-pendant-dia/

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このように、クロムハーツの各アイテムには1つひとつ特性があり

そのディテールに合わせたカスタムの技術が必要になります。

いま、クロムカスタム工房の加工件数はトータルで4,574件となり

おかげさまで業界No.1として走り続けています。

(2024年1月現在)

クロムハーツを研究し続け、ここまで高品質&柔軟な加工ができるのは

クロムカスタム工房のみと自負しております。

ご紹介したダガーリングのみならず

高度な技が必要なお品は、ぜひとも私石津までご相談ください。

長年の蓄積されたノウハウで、可能な限り皆様のご要望にお応えします。

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【カスタム料金】

≪ダガーリング8ダイヤカスタム≫

 …60,000円(税抜)~

※加工内容により料金が異なります。

 まずは画像をお送りください。

 無料でお見積り致します。

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クロムカスタム工房は

加工件数【4,574件】業界No.1、クオリティーもNo.1です。

◆一級貴金属装身具製作技能士

◆GIA GG(米国宝石学会宝石鑑定士)

両方をあわせ持つ店長の石津が、ご要望にお応えします。

どんなことでも、お気軽にご相談ください。

お問い合わせをお待ちしております。

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2. ホームページ更新情報

止まらないお客様の声22(計528件)

クロムハーツ クラシックオーバルリング 大幅サイズアップ

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■編集後記

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからも「クロムハーツの修理&カスタム情報」では、

皆さんに役立つ情報を提供できればと思っています。

ご感想・ご意見など、お気軽にご連絡ください。

では、また次回お会いしましょう!!(石津 雅之)

クロムカスタム工房株式会社

代表取締役 石津雅之 (info@kuromu.com)

◆一級貴金属装身具製作技能士◆

◆GIA GG(米国宝石学会宝石鑑定士)◆

546-0041 大阪府大阪市東住吉区桑津5丁目14-1

(TEL) 0120-958-966

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☆発行責任者:石津雅之

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