特製ロングパーツで実現!ダガーIDブレス&ロレックスの初カスタム裏話

クロムハーツを象徴する特別なモチーフの1つ“ダガー”。
オーナーのリチャード・スタークが
長年ダガーリングを愛用しているのは有名な話です。
クロムカスタム工房でも、これまでに様々なダガーアイテムのカスタムをしてきました。
ペンダントやリング、ファスナーの引き手etc.
そして、先日ついに具現化したのが
ダガーIDブレスとロレックスのコラボウォッチです。
今回は、そのダガーの魅力が存分に味わえる
ウォッチブレスのカスタムの裏側をお届けしたいと思います。
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◇◆ダガーに魅せられて◆◇
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クロムハーツのブレスをロレックス仕様にカスタムした例は、過去にもたくさんあります。
その時計本体とブレスを繋ぐためのジョイントパーツは
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“クロムカスタム工房で製作したプレーンな土台パーツに
他アイテムからモチーフを移植する”
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というスタイルで、製作しています。
これまでは、CHプラスのモチーフを移植することが、ほとんどでした。
定番のCHプラスは、パーツとのバランスも取りやすく、万能モチーフなのです。
しかし、ダガーをこよなく愛する方にしてみれば
「そこはダガーで!」
…となるのは自然なこと。
そんなわけで、クロムカスタム工房では初となる
“ダガーに合わせたロングタイプのパーツ”をお作りしました。
↓新パーツの形状をじっくりご覧ください。
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【ダガーIDブレスレット&ロレックス ウォッチブレスカスタム】
https://www.kuromu.com/chromehearts-dagger-bracelet-rorex-custom/
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◇◆2つの壁◆◇
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これは正直、CHプラスの加工例と比較しても、難度がUPしております。
するどい読者の方は、お察しいただけましたでしょうか?
では、具体的に何がムズいのかと申しますと!
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◆絶妙なカーブの長いパーツを作る
◆ダガーを綺麗にロウ付けする
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主に、この2点です。
『ジョイントパーツの長さが増えた分、
ヘタなカーブをつけてしまったら違和感のある着け心地になってしまう』
『いつものCHプラスも難儀やけど、
より広面積&複雑な形のダガーとなると、ロウの量に気を付けんと…』
こんな風に、いろんな考えが、一瞬よぎるわけです(汗)
しかし、この壁を突破してこそのクロムカスタム工房。
技とセンスで乗り切るしかありません。
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◆“ロウ付け(ろうづけ)”
…金属の間に“ロウ”を流し込んで接合する方法。
◆“ロウ”
…アクセサリーより融点の低い合金。
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◇◆難関(1)最適なカーブライン◆◇
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まず土台パーツの原型は、彫金用の“ワックス”を削り出して作ります。
ロウソクみたいな硬さをイメージしていただけるといいでしょう。
ワックスにも、いくつか種類がありますが
今回使用したブルー色のは、やや粘りがあり柔らかめです。
先程の2枚目の画像は、ワックスの塊にその仕上がりラインを下書きしたもの。
軽~く2本の曲線を引いてありますが、
あの様な下書きを“ケガキ”といいます。
これは、ペン等を使うのではなく、
先端の尖った道具でワックスを引っかく様にして線を書いています。
“時計本体とジョイントパーツは固定式(可動しない)”
ということも踏まえて、カーブの曲がり具合には徹底的に、こだわりました。
人間の腕、つまり楕円柱に、自然に馴染むラインです。
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◇◆フィット感にこだわって◆◇
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まぁ、これまでに見てきたクロムハーツのブレス類のフォルムが
脳内データとして蓄積されておりますので…
そのバランスとお客様のサイズを考慮しながら、
製図用の雲形定規を使ってベストな形を導き出しました。
で、実際にワックスを削るときは、まず内側から。
やはり、腕に当たる側が最も大事なので、慎重に滑らかなカーブを作っていきます。
そうして出来たワックス原型をシルバーで鋳造(ちゅうぞう)すれば
土台の出来上がりです。
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◇◆難関(2)ロウ付け移植◆◇
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さて、これにダガーを移植するのが、もう1つのヤマです。
ロウ付けは、面積が広くなればなる程、難度は上がるもの。
もちろん、CHプラスも決して易しくはありません。
しかし、ダガーはCHプラスより少し大きく、
しかも上部は複雑で繊細な造形のため、どう考えてもハードルは上がります。
これはクロムカスタム工房で行っているロウ付けの中でも
難度はかなり上位にランクインするでしょう。
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◇◆マル秘技◆◇
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実は、クロムカスタム工房では、
このジョイントパーツのロウ付けの際は“ある工夫”をしています。
それは企業秘密のため、全ては書けませんが
通常のロウ付け手順ではなく、ある工程を増やして一手間かけているんです。
使う素材は、全く変わりません。
土台パーツはクロムハーツ正規品と同じシルバー925ですし
もちろん、ロウは“銀ロウ”を使います。
その工夫と技で、クオリティーの高い接合を実現できているんです。
書ける範囲で、別の重要ポイントを挙げるならば
それはまず、ロウの量を慎重に見極めること。
ロウが多すぎてハミ出たとか、逆に少なすぎて接合しきれなかったとか
職人なら1度や2度は経験があるものです。
これは、何度もロウ付けをやって感覚をつかみ
「コレなら、この量でOKだろう」
と、体得していくしかありません。
クロムハーツのダガーの様な精工な形であれば、その判断力がシビアに求められます。
また、移植するダガーが土台パーツのカーブに完全にフィットしていることも大事です。
そのため、ロウ付け前には、ダガーの形状を抜かりなく調整しておきます。
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◇◆シルバーはムズい◆◇
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私石津は、シルバーのロウ付けは、プラチナやゴールドよりも難しいと思います。
これは、意外に思われるかもしれません。
「ゴールドの方が扱いも難しそうじゃん~」
なんてイメージを、皆様なんとなくお持ちではないでしょうか?
実際は、そうではありません。
プラチナやゴールドは、接着剤の役割をするロウが“流れやすい”です。
部分的に熱するだけで、プラチナロウや金ロウは、シュッと流れてくれます。
それに比べて、シルバーの場合はロウが“流れにくい”。
この差は、各金属の熱伝導率の違いによるものです。
なかなか、銀職人の苦悩も理解してもらいにくい(?)かもしれませんが
とにかく、シルバーで広めの面を接合するには、経験がモノを言います。
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◇◆ロレックスカスタムのポリシー◆◇
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ところで、クロムカスタム工房のロレックスカスタムには、
共通する譲れないポリシーがあります。
それは以前にも何度かお伝えしましたが、以下の3点です。
◇ロレックスカスタム3つのポイント◇
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(1)時計とパーツの間に妙な隙間が無い
(2)腕にフィットするカーブ
(3)ロレックスに見合った重厚感
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“隙間なし”“絶妙なカーブ”“重厚感”
これらを満たすのが大前提であり、
その上でお1人ずつのご要望に合わせたバリエーションをお作りしています。
ダガー用ジョイントパーツは(2)のカーブ&ロウ付けに苦心しましたが
隙間問題や重厚感も、しっかりクリアしています。
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◇◆歴代ロレックスカスタム◆◇
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最後に、これまでの主なロレックスカスタム例も、まとめてご紹介します。
ジョイントパーツはパッと見、同じに見えますが
各時計のサイズに合わせて、それぞれ1からオーダーメイドです。
↓ぜひ、ご参考になさってください。
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【ロレックス ミルガウス&ファンシーリンクブレス】
https://www.kuromu.com/chromehearts-fancy-link-bracelet-rolex-watch-custom/
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【ロレックス エアキング&フローラルクロスIDブレス】
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【ロレックス デイトジャスト&ファンシーチェーンボックスブレス】
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【ロレックス デイトジャスト&フローラルクロスIDブレス】
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他社とクロムカスタム工房のクオリティーの違いについて
ご理解を深めていただけましたでしょうか?
CHプラスやダガー以外のモチーフをお考えの場合も、ぜひお気軽にご相談ください。
前例の無いウォッチカスタムにも、私石津が柔軟に対応致します。
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【修理&カスタム料金】
※加工内容により料金が異なります。
まずは画像をお送りください。
無料でお見積り致します。
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クロムカスタム工房は
加工件数【4,427件】業界No.1、クオリティーもNo.1です。
◆一級貴金属装身具製作技能士
◆GIA GG(米国宝石学会宝石鑑定士)
両方をあわせ持つ店長の石津が、ご要望にお応えします。
どんなことでも、お気軽にご相談ください。
お問い合わせをお待ちしております。
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2. ホームページ更新情報
クロムハーツ BSフレアブレスレットをアップルウォッチバンドにカスタム
https://www.kuromu.com/chromehearts-bsflare-bracelet-apple-watch-custom/
クロムハーツ シルバータイニーCHクロスストラップの革とヒモを交換しました
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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも「クロムハーツの修理&カスタム情報」では、
皆さんに役立つ情報を提供できればと思っています。
ご感想・ご意見など、お気軽にご連絡ください。
では、また次回お会いしましょう!!(石津 雅之)
クロムカスタム工房株式会社
代表取締役 石津雅之 (info@kuromu.com)
◆一級貴金属装身具製作技能士◆
◆GIA GG(米国宝石学会宝石鑑定士)◆
546-0041 大阪府大阪市東住吉区桑津5丁目14-1
(TEL) 0120-958-966
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