クロムハーツのダイヤの品質

最近、お問い合わせをよく頂きます。
クロムハーツ正規品ダイヤの品質についてです。

今回は私石津が、宝石鑑定士としての見解を改めてご説明します。

ダイヤは、以下の4個の「C」で総合的に評価されます。
・色(カラー color)
・透明度(クラリティ clarity)
・重さ(カラット carat)
・研磨(カット cut)

この中でもアクセサリーにカスタムする場合
特に重要なのは、透明度です。

クロムハーツ正規品の透明度は、VSクラリティです。

VSは「ベリースライトリーインクルーデッド」の略です。
『ほんのちょっとしか、内包物が無い』という意味です。

VS以下は、SI「スライトリーインクルーデッド(ちょっと内包物がある)」、I「インクルーデッド(内包物が多い)」と続きます。

クラリティは、ダイヤに含まれる不純物の量や場所でグレードが決定されます。
もちろん、内包物が少ないほど価値が高くなります。

実は、クロムハーツ正規品ダイヤの品質は、製造された時期により多少バラつきがあります。

昔のものですと、SI~Iクラリティも見受けられます。
ここ数年はずっと安定してVSクラリティが使用されています。

クロムハーツ正規品と同じVSクラリティ。
それより少し下位の中級クラスSIクラリティ。
お求めやすい一般クラスIクラリティ 。

GIAによるクラリティーの解説
GIAによるクラリティーの解説

 

よく、『ダイヤのクラスって、どれくらい違いますか?』
との質問を受けます。

私は、『ダイヤのランクが違うものを2つ並べると見分けがつきます。』
とアドバイスさせて頂いております。

私石津は、GIA GG(米国宝石学会宝石鑑定士)として、
これからも皆様に様々な情報をお伝えしてまいります。

宝石に関する疑問など、いつでもお問い合わせください。
お待ちしております。

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2. ホームページ更新情報

クロムハーツのリングにダイヤとブルーダイヤをカスタムしました。

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■編集後記
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これから「クロムハーツの修理&カスタム情報」では、
皆さんに役立つ情報を提供できればと思っています。
ご感想・ご意見など、お気軽にご連絡ください。
では、また来週お会いしましょう!!(石津 雅之)

クロムカスタム工房株式会社
代表取締役 石津雅之 (info@kuromu.com)
◆一級貴金属装身具製作技能士◆
◆GIA GG(米国宝石学会宝石鑑定士)◆
546-0041大阪市東住吉区桑津5-14-1
(TEL) 0120-958-966
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